一条工務店の住宅はオプションが多く、カタログなど一覧表を眺めて価格をチェックしていると、結局どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
誰だって「思っていたのと違った!」などと、あとで後悔したくないですから。
自分たちのライフスタイルや価値観・好みを軸に、展示場で実物をチェックしたりネットの口コミ情報なんかも参考にしたりしつつ、選ぶ方も多いのではないでしょうか。
カタログだけではわからない実際の使い勝手や問題点などを知りたくて、私も打ち合わせ段階でリアルな体験談を脇目も振らずにググりまくったのを覚えています。(笑)
実際の使い勝手や意外な利用方法など、子どもたちの成長とともに今では必須となった"迷うなら付けた方が良いと思うオプション"だけを集めました。
3年以上利用してきて感じた必要性やメリット・デメリットを、価格(追加費用)とともに書いていますので、あなたにとって費用対効果はどうか?許容できるか?の検討材料にしていただけたら嬉しいです。
今回は、私が悩みに悩んで採用して正解だった"期待を裏切らなかった"オプションたちを厳選して、満足度やおすすめ度をホンネで紹介しますので、ぜひご参考にしてください。
- 【勝手にランキング】採用して正解だった!一条工務店オプション15選
- 一条工務店「勝手口」の値段はいくら?
- 後悔しないために!必要性を見出せなければ採用を見送る勇気も
- 【まとめ】一条工務店のオプションは魅力がいっぱい
【勝手にランキング】採用して正解だった!一条工務店オプション15選
第2位:玄関ドアスマートキー(UBアーチハンドル)
第3位:御影石ワイドカウンター(キッチン)
第4位:クローゼット内コンセント
第5位:2階のセカンド洗面台
第6位:食洗器(キッチン)
第7位:シーリングファン(吹き抜け)
第8位:屋外コンセント
第9位:足元照明・人感センサー
第10位:ペンダントライト(キッチン)
第11位:ハイドロテクトタイル(外壁)
第12位:スポット照明(吹き抜けダイニング)
第13位:網戸(全室)
第14位:勝手口(キッチン)
第15位:オープンステアー(吹き抜け)
第1位:タッチレス水栓(キッチン)
LIXILさん、おめでとうございます!
我が家のおすすめオプション、堂々の第1位を獲得しましたよ!
何も出ませんけどね。(笑)
正直、このタッチレス水栓は期待をはるかに上回る利便性を発揮してくれています。
追加費用13,100円ですからコスパも大変よろしゅうございまして、ぜひ採用を前向きに検討してほしいオプションのひとつです。
サッと使えて小まめにピタっと止められるから、節水にもなって経済的♪
もちろんタッチレスである必要はありませんが、一度使うともう手放せません。
かくいう私は、このタッチレス水栓がとてつもなくオススメだと感じており、当ブログでもかなり初期のころに記事を発信したほどです。
詳しくはこちらの記事が参考になると思いますので、リンクを貼っておきます。
第2位:玄関ドアスマートキー(UBアーチハンドル)
玄関ドアのスマートキー(UBアーチハンドル) は、リモコンキーを持っていればわざわざ鍵穴にキーを差し込んで回すなどしなくても施錠・開錠ができちゃう優れもの。
こちらも毎日使うので使用頻度は高く、一度使うと手放せなくなる幸福感に満たされたおすすめオプションです。
追加費用は7万円と、ややお高めなので僅差でタッチレス水栓にトップの座をゆずりはしたものの、貫録の準優勝となりました。
第3位:御影石ワイドカウンター(キッチン)
憧れの御影石を使ったワイドカウンターのキッチントップは、利便性・使用頻度ともに優れ、主である私より活躍して果てしなく家族を助けてくれています。
「食器が割れやすいから採用しませんでした!」という口コミも散見されますが、それを覚悟のうえ御影石の採用に踏み切った我が家では、これまで3年以上ものあいだ食器を割ったことがありません。
追加費用は15万円となかなかのパンチ力がありますので、銅メダルとさせていただきました。
ただしちょっと調べたらわかることですが、天然御影石のキッチントップがこの価格で手に入るって実はかなりレアなことだと付け加えておきます。
第4位:クローゼット内コンセント
ここまで読んでくださったあなたに、案外知られていないクローゼット内コンセントの設置をコッソリ教えます。
まあ隠しているわけではないのですが、ある意味隠しているわけです。(笑って良いところです)
コードレス掃除機をクローゼットにしまうと同時に充電できるという、一石二鳥の収納術で、コンセントの追加料金は2,800円とお手頃なのも嬉しいポイント。
毎回クローゼットの扉を開閉する手間は増えますが、転倒・破損を未然に防げるし、なによりスッキリ収納できるのが魅力です。
第5位:2階のセカンド洗面台
住み始めたころは使用頻度がやや少なかった2階のセカンド洗面台は、4人家族の我が家にとって今や生活必需品に認定されています。
子どもたちが小さい頃は、1階の洗面所だけでも不便は感じませんでしたが、男子とは言えお年頃になった中高生が2人もいると話は変わります。
はい、スキンケアやヘアスタイルに掛ける時間の長いこと長いこと・・・。
画像のタイプで追加費用は12万6千円とこちらもなかなかのハードパンチャーではありますが、ベランダで布団を干すときなどに手すりを水拭きするのにも便利で頼りになる存在です。
第6位:食洗器(キッチン)
一条工務店の標準オプションとされている食器洗い乾燥機(食洗器)は、そのまま採用しましたが、ものすご~く便利で毎日利用してきました。
採用しない場合は収納になり、59,500円引きになります。
家族4人分の食器を手を抜くこともなく真面目に洗ってくれるので、時短と節水に繋がるのが最大のメリット。
今のところ文句も言わず働いてくれるので、365日朝晩それぞれ1回ずつ毎日酷使してやっています。
第7位:シーリングファン(吹き抜け)
吹き抜けの天井に採用したシーリングファンもまた、年中休まず回り続けてくれています。
ときどき不意打ちでパッと見たときも、祝日や夜中にも関わらず本当にずっと回っていまして、まるで止まることを忘れたかのよう。
設置した空間の空気を攪拌(かくはん)することで、室内の温度ムラをなくしたり、冷房の体感温度を2度ほど下げたりしてきます。
我が家のシーリングファンの追加費用は78,800円(税抜き)でした。
快適な生活と節電の強い味方なので、このまま回り続けてもらうことにしましょう。
第8位:屋外コンセント
多分なにかに使えるよね?という安易な発想から、我が家の外壁に設置が決まった屋外コンセントは、大掃除のときやDIYのときに頼もしい存在になってくれました。
普段も庭の夜間照明用の電源に利用しており、とても役立っています。
もしこの屋外コンセントが無かったら、網戸掃除などに延長ケーブルで電源を引っ張っていたと推測します。
ケーブルを通す窓は閉められませんから、家の中を水浸しにしてただでさえおっかない妻の機嫌を更に損ねていたかもしれません。
防水E付コンセント追加費用6,400円に感謝です。
第9位:足元照明・人感センサー
暗闇でヒッソリと待ち構え、私が目の前を通るたびにパッと足元を照らしてくれる夜型タイプの人感センサー付足元照明です。
夜中に部屋で飲んで酔っぱらいながらトイレに行くとき、私が迷子にならないのは彼らのおかげかもしれません。
追加費用は1か所あたり6,100円です。
第10位:ペンダントライト(キッチン)
白と黒で統一したキッチンに於いて唯一、明るい色をまとった紅一点的な存在でもあるペンダントライトは、妻のお気に入り。
電球色のオレンジがかった光で照らすと、筆者が作った料理すら美味しそうに見えるのですから不思議なものですね。
画像のペンダントライト(3つ)は、追加料金12,800円で採用できました。
第11位:ハイドロテクトタイル(外壁)
一条工務店の名物ハイドロテクトタイルは、多少の汚れなら雨とともにはじき返して洗い流す特性を持つ頼れる守護神のような存在。
外壁塗装も不要なので、初期投資がかかってもメンテナンス費用が節約できるから、費用対効果が名手ジャンルイジ・ブッフォン(元イタリア代表ゴールキーパーで身長192cm)より高いと言っ・・・たら過言です。
現在、追加費用は1坪あたり13,000円が目安との情報ありますが、詳細は一条工務店に確認しましょう。
(他社ではたいてい数百万円の見積もりが提示される)
第12位:スポット照明(吹き抜けダイニング)
家族のコミュニケーションをいつまでも取りやすいようにと吹き抜けダイニングを設けた我が家ですが、実は照明にはかなり迷いました。
空間の広さに対する好みの明るさを明確に知る手段が無かったからです。
あとから間接照明だけでは物足りないとなっては困る!ということで追加したスポット照明は、結果的に大正解でした。
あのときナイス判断をした自分に目立たずに活躍するスポット照明に感謝です。
第13位:網戸(全室)
網戸は我が家の陰の功労者であり、いなければ困る存在です。
「一条工務店の住宅は普段からロスガード90が稼働しているので必要ない」と言われることもありますが、私はまったくそんなことはないと思っています。
閉め切った部屋での大掃除って、これつまり衛生的に逆効果ですよね?
焼肉のあと充満した匂いと一夜を共にするのも、個人的にあまりそそられるものではないのです。
春先や初秋などエアコンが要らないくらいの過ごしやすい季節は、ときどき網戸で自然のそよ風を感じたくなるときだってあります。
窓を開けても網戸がないと、空気と共にいろんな虫たちまで取り込んでしまうかもしれませんね。
ちなみに3年以上住み続けた我が家では、まだGを見ていません♪
第14位:勝手口(キッチン)
「勝手口」と言うと、あなたが真っ先に思い浮かべたのは何ですか?
もちろん、サザエさんですね。
三河屋のサ〇ちゃんに注文を言いつけるもよし、カツオが買い物をして戻ってきたときの受け入れ口にするもよし、使い方はバリエーションに富んでいます。
我が家では、キッチンの引き出しに収納したゴミ箱が一杯になったとき、裏庭に設置してある屋外用ダストボックスに入れに行くのですが、勝手口を設けておいて正解でした。
せっかくの新居でおしゃれなキッチンを手に入れるなら、毎日出てくるゴミの対策もしっかり考えておくと良いでしょう。
キッチンのゴミ箱問題については下記の記事で詳しく紹介していますので、興味のある方はお立ち寄りください。
第15位:オープンステアー(吹き抜け)
自分の家のくせに、モデルルーム感をひたすら醸(かも)してくる役割を担っているのが、オープンステアです。
初めて招待するお客さんたちから驚かれることが多く、ちょっと優越感すら感じました。
追加費用は2万円なので、憧れている方は積極的に採用を検討してみてください。
吹き抜けならではのオプションですから、友人を招いて図に乗りたい!っていうあなたは、ぜひ手に入れましょう。
一条工務店「勝手口」の値段はいくら?
我が家のアイスマートに設けた勝手口は、標準で設置できました。
つまりオプション扱いではなく費用もかからなかったため、値段は0円。
ただし、勝手口を2か所以上に増やす場合は追加分のみ「94,000円/1か所あたり(土間なし)」で、土間を設置する場合はオプションの追加の値段は「23,000円/1か所あたり」との情報がありますのでご参考まで。
後悔しないために!必要性を見出せなければ採用を見送る勇気も
「あ、これ良いかも」と直感で採用していくと、いつのまにかオプションの追加費用がとんでもないことに!?なんて方もいるので気を付けてください。
金額に見合った価値あるオプションを必要な分だけ採用して予算を上手に割り当てれば、間取りを広げたり子供の将来の養育費に充てたりできますからね。
ネットの情報を見ていると、比較的高価なオプションほど採用した人の個人的な価値観が前面に出てきやすい傾向にあるように感じました。
もちろん生活をより豊かにしてくれるオプションが多いので、前向きに考えてみてほしいのですが、無理な予算を組んでまで採用すべきとは言えません。
今の生活だけでなく、10年後20年後を見据えて考え優先順位を付けるなどして決めていくと良いでしょう。
「今は手が出せないけど、いつか欲しくなるかも!」というオプションは、設計段階の打ち合わせで希望をあらかじめ相談し、明確にしておくと迷いが晴れます。
そのときは、議事録を取るなどしっかり記録しておくとより確実です。
将来を見据えてスペースを確保したり、建設時に配線や配管だけでも施工しておく方法もあるでしょう。
家を建てるのは日頃なかなか目にしない単位の金額が動くので、10万円くらいのオプションが霞んでしまうこともしばしばありますから、気を付けてください。
大切な事なので繰り返しますが、どんなに魅力的なオプションでも無理な予算を組んでまで採用すべきではないはずです。
【まとめ】一条工務店のオプションは魅力がいっぱい
今回は、我が家が採用したオプションの中で期待を裏切らなかった優秀なオプションだけを厳選して紹介しました。
より快適な生活を約束してくれるオプションは、かしこい選択です。
オプションの追加費用は決して安価なものばかりではありませんから、土地・間取り・生活費・子供の学費・固定資産税などの税金・住宅ローン返済の資金計画などと合わせて、上手に予算配分してください。
手に入れた後に後悔しないためにも、ここで紹介したオプションのメリット・デメリットをひとつでも参考にしていただけたら私も嬉しく思います。
以下の記事では、一条工務店オプションの中で「実際に住んでみてわかった要らなかったものや欲しかったもの」について紹介しているので、さらに深く経験談や失敗談を知りたい人はぜひ併せて読んでみてください。
世帯年収が多くなくても土地と注文住宅(i-smart)を手に入れた方法とは?
注文住宅を検討中の方は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談して、あらかじめ無理のない適正な予算を把握しておくことをオススメします。
採用したくても予算が心配、他のオプションを優先させたいなど、打ち合わせや展示場で迷うことが多いからです。
全て選んでから見積もりの合計額で検討すれば良いと考えがちですが、実際には住宅ローンの返済だけでなく税金や保険料などもあるし、建物の修繕費や子供の学費やもしものときの備えなど、考えておくべきことはたくさんあります。
ハウスメーカーや工務店は、あなたの将来の資金計画や最適な返済プラン(貯める時期、返す時期)などは、残念ながらあまり詳しく提案してくれないのが一般的。
FP(ファイナンシャルプランナー)は、あなたの年収や家族構成、最適な月々の返済額に加え、よりお得な資産設計や資金計画をアドバイスし、サポートしてくれます。
筆者は平凡な会社員で決して年収が多いわけではありませんが、FP(ファイナンシャルプランナー)からもらった「お金の作戦」や「納得の提案」が後押しとなり、一条工務店i-smartを手に入れました。
将来の出費をグラフで説明してもらうえばどのタイミングでいくら必要かイメージしやすくなり、貯蓄の目標を具体的な金額がわかりますよ。
かつての私は無料で申し込めるサービスを知らず、一条工務店と契約して間取りを検討している段階になってから相談して1万円かかってしまいました。(笑)
あなたがもし金銭的な理由で踏み出せないのなら、ぜひ一度相談してアドバイスやサポートを受けてみてください。
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