外構でも使える?家の外に設けたコンセントの使い方は?
屋外コンセントで後悔したポイントや失敗談はある?
こんな疑問にお答えします。
屋外コンセントの使い道って、実際の生活ではどんな場面で役に立つのか、本当に必要なものか、気になりますよね?
仕様頻度はご家庭によって様々だと思いますが、屋外コンセントの活用術は多くあれこれ使えるのでけっこう便利です。
新築のタイミングなら、増設もカンタンで施工費用も抑えられるので、適切な場所に必要な数だけ採用しておくと良いでしょう。
今回は、ここぞというときに役立つ屋外コンセントの使い道を、我が家の実用例も合わせてご紹介します。
- あれこれ使えて便利!屋外コンセントの使い道・使い方7選
- 屋外コンセントはどこに付けるべき?後悔・失敗を防ぐために
- 盗電に注意!屋外コンセントの設置を検討しているあなたへ
- 【まとめ】屋外コンセントは後悔しない場所と数を
あれこれ使えて便利!屋外コンセントの使い道・使い方7選
■車や窓・網戸の掃除で使う高圧洗浄機の利用で効率的に
■照明センサーや防犯カメラを設置してより安全に
■日曜大工をより快適に
■夜バーベキューをやるときなどの照明用に
■虫よけ・猫よけアイテムでトラブル回避に
■電気自動車(EV)の充電用に
例えばこんなとき!というのがけっこうありますね。
もちろん必要か否かは人それぞれですが、「屋外にコンセントがないから」という理由で作業が面倒になり、おっくうになってしまっては良くありません。
どんなときに屋外コンセントが役立つか、それぞれ詳しく見ていきましょう。
屋外コンセントの使い方①:夜の庭を照明で演出するガーデンライトでおしゃれに
夜になると自動で点灯し、夜中に消灯している我が家のガーデンライトです。
門柱の前に照明を設置しているのですが、雰囲気もよく気に入っています。
画像にはありませんが、この手前は駐車スペースになっており、夜に帰宅したときはこの明かりがとても役に立っているので実用的でもあるんです。
屋外コンセントとタイマー(ガーデンライトの自動点灯・消灯用)の拡大画像です。
我が家では新居の打ち合わせの際に、庭に照明を付けたいと希望を伝え、それに使うためこのようにコンセントとタイマーを予め設置していました。
これを使って夜間の照明を設けてほしいと外構業者に伝え、実現したのが上の画像の通りの庭です。
ケーブルは地面に埋設されているので、つまずく危険もありません。
下から覗き込むと、こんな感じになっています。
外構用に設けた屋外コンセントですが、1か所で2口あるのでまだ空きがあるんですね。
前述の通り、夜間の照明は雰囲気を出すのにも、駐車スペースから玄関までの明かりとしても役に立っていますが、屋外の照明を増やしたくなった場合にも使えます。
クリスマスやハロウィンなど、季節ごとのイベントでイルミネーションを楽しみたい方にもオススメですね。
屋外コンセントの使い方②:車や窓・網戸の掃除で使う高圧洗浄機の利用で効率的に
洗車や家の窓・網戸掃除には、高圧洗浄機を使うと便利ですね。
ケルヒャーのK3を使っていますが、ホースが長いので本体は水栓の近くに置いたまま、ノズルだけあちこち運べるので重宝しています。
網戸や窓を、高圧洗浄機で掃除している画像です。
ちなみに2階のベランダと窓を掃除するときは、ノズルとホースを本体から一旦外して持っていき、ベランダからホースを降ろして本体に再接続して使っています。
家の裏側に設置してあるエアコンの室外機も、高圧洗浄機で掃除するとカンタンです。
ご覧の通り、高圧洗浄した右側は真っ白に。
門柱の裏側を中学生の次男が掃除してくれている様子です。
子供って、こういうの好きですよねぇ。
まあ、私もなんですが。(笑)
ブラシで強く擦ると塗装が剥がれてしまうので、こういう場所は特に高圧洗浄機が大活躍しています。
窓や網戸以外にも、室外機や門柱なども高圧洗浄機で洗えますから、これだけでも屋外コンセントを設置する大きな理由と言えるのではないでしょうか。
屋外コンセントの使い方③:照明センサーや防犯カメラを設置してより安全に
防犯カメラを設置するのにも、屋外コンセントが役立ちますね。
実は先日、道路に面した我が家の庭に明らかに人為的な量のタバコの吸い殻が捨てられていて、ショックを受けました。
住み始めて3年半が経って初めてのことなので、しばらく様子を見ていますが、再発したら防犯カメラの設置をしようかと考えています。
最初から防犯カメラを付ける必要は無いと思い設置していませんが、いつでも付けられるようにコンセントだけでも用意しておけば、追加費用も抑えられますね。
屋外コンセントの使い方④:日曜大工をより快適に
日曜大工も快適にできます。
特に新居を構えたときや、部屋の模様替えをするときなど、ちょっとした家具をDIYで自作するケースもあるでしょう。
木材の加工やリメイクに、庭のスペースで電動工具を使って加工するとき、電源があると便利です。
自室の作業デスクの袖机として、こんな形の棚を作りました。
(配線やベッド下の引き出しの可動域を回避するため、こんな形状に(笑))
今でも好きなお酒や本などを並べて使っています。
新居に住むまで全く考えていなかったのですが、住み始めて家具が揃うにつれ「ここにこんな形の棚があれば良いな」と思うことって、けっこうあるんですよね。
このときも、屋外コンセントがあったので電動工具を使うときにとても役立ちましたよ。
ちなみに、この棚がどうやって使われているか、興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
屋外コンセントの使い方⑤:夜バーベキューをやるときなどの照明用に
屋外でバーベキューを楽しみたいという方には、照明用に屋外コンセントが役立ちますね。
電気を使った調理器具を使う場合にも、電源があれば電池切れも怖くないでしょう。
バルコニーでマイホームキャンプを楽しむときも、照明やスマホの充電、音楽の再生機器が快適さをお手伝いしてくれるはずです。
屋外コンセントの使い方⑥:虫よけ・猫よけアイテムに
引っ越し先に蚊が多く発生するようになったとか、近所の猫が敷地に入ってくるとか、実際に住んでみないとわかりにくい落とし穴も、無いとはなかなか言い切れません。
屋外に蚊よけや猫よけといったアイテムを設置するとき、常時稼働させるには電池式よりコンセントから給電できるタイプのものが、より安心でしょう。
蚊は下草と呼ばれる丈の短い草を好んで棲んでいます。
また、水たまりができやすい場所はボウフラの発生源に。
自分の庭だけでなく、近隣のお宅の芝生や雑草が蚊の格好の棲家になったり、放置された子どものおもちゃに溜まった雨水に、蚊が産卵したりするかもしれません。
ご近所の庭やおもちゃの片付けについては、さすがにちょっと言い難いですよね。
自らを守る手段として、できることをあらかじめ考えておきましょう。
屋外コンセントの使い方⑦:電気自動車(EV)の充電用に
最近ではハウスメーカーや工務店が、これから新築する方へ電気自動車の充電用コンセントの設置をおすすめする場合が多いです。
電気自動車(EV)は通常のコンセントとは形状や電圧が異なるため、専用で設ける必要があります。
今はまだ必要ないなとお考えなら、将来的に設置できるように配線のみ施工しておくなど、設計段階でしっかりと打ち合わせをしておくと良いでしょう。
コンセントだけでなく、分電盤の分岐ブレーカーや配線経路の確保なども必要になるからです。
電気自動車(EV)用のコンセントを、我が家も設けておけば良かったかもしれません。汗
EV車の普及予測は?
まだあまり普及が進んでいないEV車は、いつまでにどれだけ普及する予測があるのでしょうか?
調べてみました。
少子高齢化や若者の車離れなどによって、自動車産業は縮小していく予測もあります。
とは言えモーターやバッテリーも進化しているので、このような目標があり普及が予測されています。
次に車を買い替えるときには、電気自動車になっている?かもしれませんね。
屋外コンセントはどこに付けるべき?後悔・失敗を防ぐために
屋外コンセントをどこに付けるべきか、後悔・失敗しないために特に気を付けてほしいのが設置場所と数です。
使い方に合った場所にないと、電源ケーブルが届かないなど使いにくく後悔してしまうことも。
常に使うものと時々使うもの、BBQなど複数人数で使う場合など総合的に検討すると失敗を予防できます。
先述した使い方などをイメージしてみて、実際に自分が家の外でコンセントが必要になりそうなシーンや場所を想定すると良いでしょう。
盗電に注意!屋外コンセントの設置を検討しているあなたへ
屋外コンセントを設置するのはオススメですが、盗電にご注意を。
テレビ番組でもたびたび取り上げられていますが、隣の住民が延長ケーブルを使って「電気ドロボー」するケースも実際にあります。
近所の新築や建て替えで工事業者が自宅の隣に車を停めていたり子どもたちがゲーム機で遊んでいたりすると、敷地内であっても屋外コンセントが狙われないか気になってしまうかもしれません。
カンタンにできる盗電防止方法として、「コンセントカバー」を付けるという手もありますので、ご参考までに。
【まとめ】屋外コンセントは後悔しない場所と数を
新築などで屋外コンセントの設置を検討しているなら、ぜひ適切な場所に必要な数だけ採用しておきましょう。
設置しておいて良かった!と思うことが、年に何回かあったからです。
屋外コンセントの設置場所はや口数に後悔しないためには、"屋外・庭をどう使うかをあらかじめイメージしておく"と良いでしょう。
そのためには、もちろん外構も含めた計画が必要不可欠。
私が住宅会社から紹介された外構業者のプラン・提案は正直ちょっと頼りなく感じてしまい、結局自分たちで希望にマッチする外構業者を探すことになりました。
住宅会社が気に入っても、外構まで気に入るとは限りません。
外構業者を選ぶ際は、1社だけでなく複数から比較検討することが大切です。
比較サイトを利用してそれぞれの外構業者の特徴をよく理解し、自分にピッタリな理想の外構・エクステリアを手に入れてください。
複数の外構業者・エクステリアを比較するなら「タウンライフ」が便利。
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提案や交渉でも有利になるので、まずはタウンライフで比較検討してみましょう。