一般的な吹き抜けは温度ムラができやすいけど・・・アイスマートはどう?
間取りに吹き抜けを検討するなら、どんな点に注意したら良い?
一条工務店アイスマートに吹き抜けをつくる人はけっこう多いし、ネットやSNSにはオシャレな画像がたくさんあって気になっちゃいますよね?
展示場のモデルハウスにありがちなオープンステア(開放感のある直線の階段)もオプション設定されているので、自宅に採用できるのも魅力のひとつでしょう。
そんな人気の吹き抜けですが、実際に生活をしてから気付いたデメリットや後悔したこともあります。
これから家づくりをする人に私が伝えたいのは、見落としがちな注意点に気を付けて一条工務店の住宅ならではのメリットを活かすこと!
今回は、「吹き抜けを作ってみたいけど音が響きそうだし、温度ムラができそうだからためらっている」という人のために、実際の住み心地のほか失敗談や注意点をご紹介します。
一条工務店アイスマートを検討中だったり間取りを計画中だったりする人は、ぜひ参考にしてください。
- 【実際の画像】アイスマートの吹き抜けで後悔しないために
- アイスマート吹き抜けのメリット・デメリット
- 実際の生活からわかるアイスマート吹き抜けの音と対策
- 吹き抜けは寒い?暑い?実際の温度ムラと対策
- 【まとめ】アイスマートの吹き抜けは快適で坪単価も抑えられおトク
【実際の画像】アイスマートの吹き抜けで後悔しないために
吹き抜けをつくって後悔しないためには、メリットやデメリットをひとつでも多く知っておくことと、先回りして対策しておくことがとても大切です。
誰だって実際に住んでから後悔したくないですからね!
一条工務店の住宅は性能が高いのが特徴で、具体的には「気密性・断熱性に優れている特徴」が吹き抜けの快適さにつながっています。
「吹き抜けの一般的なイメージとはちょっと違う」というのが、私のホンネ。
吹き抜けがあると"温度ムラができて不快に感じている"とか、"エアコンの電気代が高くついた"とかの後悔をよく見かけますが、アイスマートでは通用しないというか、ぶっちゃけ気になりません。(笑)
実はこれ、一条工務店の住宅の性能が高いからこそ実現できたことで、思い切って吹き抜けをつくって良かったと実感しました。
アイスマート吹き抜けのメリット・デメリット
実際の生活でどんなメリット・デメリットを感じてきたか、それぞれ詳しく解説します。
当ブログのモットーでもあるので、もちろん忖度(ソンタク)もなく忌憚(キタン)もないリアルガチな意見を述べていきますよ!
アイスマート吹き抜けのメリット
■吹き抜けは坪単価が半額(1/2)になって、リアルにおトクすぎる!
■適切な位置に窓を設けるだけで採光できて、朝から最高!
■来客時に高確率で驚いてもらえるし、褒めてもらえる!
■一般的なデメリットは、覚悟していたより深刻ではなかった所感!
まず、なんといっても開放感がすさまじいんです!
予算の関係で建坪がコンパクトになる覚悟をしていた我が家にもかかわらず、吹き抜けがあるだけで開放感に包まれる感じがたまりません。(笑)
そのうえ吹き抜けは一条工務店としては坪単価が半額になるとかいうありがたい恩恵を受けられるので、迷ってる人はマジで積極的に検討してみるべきでしょう。
南東、もしくは南側や東側に吹き抜けの窓を設けられるならしめたもの!
朝日をガッツリ浴びて、清々しい日々を堪能しちゃってください。
一般的なデメリットは覚悟していたより気にならなかったし、何も知らない知人を冬に招いたときは温度ムラがないことに驚いていました。(笑)
自然光を最大限に活かすとかいう画期的なアイデアとか住み心地についての実体験をまとめた記事を置いておくので、気になる人はこちらもぜひ併せて読んでみてくださいね!
アイスマート吹き抜けのデメリット
■二階の部屋数が犠牲になりがち
■窓やシーリングファンの掃除が大変
家全体に響きわたる音と臭いは、吹き抜けの宿命のひとつ。
空間的につながっているので、さすがに完全な回避は困難です。
とは言え間取りを工夫すれば、ある程度の音や匂いの伝達は予防できます。
例えば、階段にはドアを設けて空間を遮ったり、開閉できる大きな窓を付けて匂いを逃がすために風通しを良くしたりする方法です。
むしろ「吹き抜け+大きな窓」による風通しをあらかじめ計算しておくことで、大掃除のときなどにも便利なのでぜひご検討を。
その場合は、オプション扱いの網戸もセットで考えておくことをオススメします。
全館空調の住宅は窓を閉めっぱなしにする前提で考えがちですが、匂い対策や掃除のことも先回りしておくとより快適な住まいづくりができる所感で、私の経験談です。
吹き抜けを作ることで二階の部屋数が犠牲になりがちなのは物理的に仕方ないことではあります。
対策としては、二階の廊下ができるだけ短くなるよう間取りを工夫することで、部屋数や居住スペースの広さを確保できるでしょう。
高い位置に設ける窓やシーリングファンなどは、掃除するのが大変になる場合も。
窓はともかく、シーリングファンは特にホコリが溜まりやすいのでご注意を。
シーリングファンの真下から柄の長いハンディモップなどで掃除して自分がホコリまみれになるのを防ぐためにも、二階の廊下や階段から掃除道具が届くようにしておくのがおすすめです。
どうしてもむずかしい場合は、シーリングファンを昇降式にしておく手段も。
ランニングコストも考えたシーリングファンの選び方については、以下の記事で詳しく解説しているので興味のある人はぜひこちらも読んでみてください。
実際の生活からわかるアイスマート吹き抜けの音と対策
前述のデメリットでも触れましたが、吹き抜けのあるアイスマートでの「音」が実際どんなものかと対策について紹介します。
我が家にはリビングに繋がっているダイニングに6マスほどの吹き抜けをつくってあり、そこから二階の各部屋に空間的につながっている構造です。
正直なところ、二階の寝室でドアを閉めてしまえばリビングで常識的な音量でのテレビやキッチンの食洗器の音くらいなら気になりません。
「通常の生活ではあまり神経質になる必要はない」というのがホンネです。
ただネットやSNSでは音が気になるという意見も散見されるので、心配な人は階段にドアを設けて仕切ったり寝室のクローゼットを廊下側に配置したりすると、より確実に対策できるでしょう。
吹き抜けのあるアイスマートでの生活音について、さらに詳しく紹介している記事のリンクを貼っておきますので、気になる人はチェックしてみてください。
吹き抜けは寒い?暑い?実際の温度ムラと対策
アイスマートで吹き抜けをつくると寒い?暑い?という疑問に対して、私の答えはハッキリ言って「まったく問題なし」です。
理由は、温度ムラを感じさせないほどアイスマートの性能が高いから。
夏場に吹き抜けの階段を上ると暑いってことは一般的にはありがちですが、優れた断熱性にくわえ全館空調も効果的なアイスマートでは温度ムラがほとんどわかりません。
体験したい人は、モデルルームで確認してみると良いでしょう。
夏のエアコンも冬場の床暖房も驚くような電気代になったことがなく、快適な生活を続けています。
それでも「暑い・寒い」を念のため対策しておきたい人は、シーリングファンの設置を検討してみてください。
我が家ではランニングコストを抑えるために、DCモータ型のシーリングファンを選定しました。
静音タイプでとても静かに吹き抜けの空気を攪拌(かくはん)してくれて快適で、これまで猛暑日でもエアコンの「強ボタン」を押したことはありません。(笑)
【まとめ】アイスマートの吹き抜けは快適で坪単価も抑えられおトク
今回は、アイスマートで吹き抜けをつくるときに後悔しないための注意点や、実際の生活からわかった体験談などを解説しました。
アイスマートの吹き抜けは快適でおトクなのでおすすめですが、見落としがちなポイントもおさえて間取りを考えることはさらに重要です。
以下の記事ではアイスマートの間取りの注意点についてくわしく解説しているので、「間取りで後悔したくない」「見落としがちなポイントをもっと知りたい」と言う人は、ぜひこちらも併せて読んでみてください。
実際に複数の間取りプランを手に入れて、比較してみるとイメージしやすくなったりアイデアが見つかるのでおすすめです。
以下のサービスでは複数の住宅メーカーに間取り図面を一括で依頼したり相談したりできるので、「間取りプランを比較して良いアイデアを知りたい!」「いまの間取りで見落としている点がないか気になる」と言う人は、こちらもぜひご検討ください。