間取りでお風呂と脱衣所を玄関の近くに配置すると便利って聞くけど、ぶっちゃけ本当かどうか気になりますよね。
後悔しない家づくりのために実際の生活や体験談・失敗談を知り、先回りしておくのはとても大切なことです。
我が家は玄関ホールと脱衣所・風呂場を隣同士に配置して連結してみたところ、これまでの生活でかなり便利に感じた場面がたくさんありました。
この間取りがけっこう正解で、快適です。
今回は、実際に住んでわかった間取りの体験談としてお風呂と玄関を近づけたことによるメリット・デメリットや、これから家づくりをする人に気を付けてほしい注意点をお伝えします。
ポイントを押さえれば子育て世代にも超おすすめの間取り術なので、ぜひ参考にしてください!
- 間取りでお風呂の位置を玄関の近くにした驚きの結果とは?
- 実際に住んでわかった!お風呂が玄関に近い間取りのメリット・デメリット
- お風呂の位置はどの方角が正解?気になる風水・家相もチェック
- 【まとめ】間取りでお風呂場の位置を玄関の近くにするのはオススメ
間取りでお風呂の位置を玄関の近くにした驚きの結果とは?
間取りでお風呂・脱衣所の位置を玄関の近くにしたことで、生活がとても便利になりました。
理由は、リビングなどの居室をキレイに保ちやすいことと、花粉やウイルスの対策にも合理的なこと。
具体例は後述しますが「家の中を汚さず清潔にしたい人」、「家族をウイルスから守るために安全にも配慮したい人」は、間取りを工夫することで実現できる対策なので、当てはめられそうならぜひ検討してみてください。
実際に住んでわかった!お風呂が玄関に近い間取りのメリット・デメリット
多くの先人や家づくりの関係者もおすすめする「お風呂が玄関に近い間取り」を取り入れた結果、実際の生活で感じるメリット・デメリットはどんなものか?
子育てやコロナ禍を経て実感したエピソードとともに、詳しく紹介していきます。
お風呂が玄関に近い間取りのメリット
■ビショ濡れになったレインコートのまま風呂場に直行しやすい!
■花粉症やウィルス対策にも便利!
まず何より特筆すべき重大なメリットは、汚れて帰ってきても家の中を汚さずに済む!という点です。
もうとにかくこれがめっちゃ便利だと実感しました!
玄関ホールの先に脱衣所があるので、雨や土で汚れた衣服はここで脱ぎ捨てソッコーでお風呂に入れます。
子どもがサッカーの試合から帰ってきたときのほか、大きくなってからも雨のなか自転車やバイクで帰宅したとき風呂場へ直行できました。
ビショ濡れになったレインコートも風呂場の物干し竿にハンガーで引っ掛ければ、玄関なども必要以上に汚さずに済みます。
風呂場はそのまま換気扇を回せば良いので、かなり合理的だと感じたポイントです。
花粉の時期やコロナ禍などで「家の中には着替えてから入りたい」といったときにも、家族と接触する前にシャワーを浴びたり着替えたりしやすくて便利でした。
お風呂が玄関に近い間取りは、家の中に汚れやウイルスなどをできるだけ持ち込みたくない!という人にかなりおすすめです。
では、どんなデメリットに注意すべきかも解説していきます。
お風呂が玄関に近い間取りのデメリットと対策
■ヒートショックのリスクを伴う
お風呂や脱衣所が玄関の近くにあるので、来客時にはお風呂に入りにくくなってしまうデメリットがあります。
また、風呂場は一般的にヒートショックのリスクが高いのも注意すべきポイントで、脱衣所が玄関に近いことで温度管理がさらにむずかしくなってしまう懸念も。
ヒートショックとは、急激な温度変化によって引き起こされる身体的な反応です。急激な温度変化により、血管が収縮または拡張し、体内の血液循環が乱れる可能性があります。
これらのデメリットには、以下の対策を検討してみてください。
【対策】
- 玄関からお風呂が丸見えにならないようにドアを閉める
- 断熱性能の高い住宅で温度変化を少なくする(全館空調・床暖房など)
来客時に玄関からお風呂が丸見えにならないようにするには、脱衣所や風呂場を壁やドアで遮るか位置や角度を工夫しましょう。
ヒートショックの対策としては、断熱性能の高い住宅を選ぶことで居住空間の温度差を少なく抑えられます。
断熱性や気密性が高い住宅は全館空調や床暖房が効率的で快適なうえ、ランニングコストも抑えられるのでお財布にも優しいです。
性能が高さだけでなくコスパも重視した住宅に興味がある人は、脱衣所はもちろん風呂場も床暖房付きが標準仕様になっている一条工務店(筆者お気に入り)もぜひご検討ください!
最近では技術の進化により、住宅の性能がどんどん向上しています。
ZEH(ゼッチ)などの支援は条件や金額が変化していますので、補助金について公募期間の締め切りもチェックしてお得に建てたいものですね。
全館床暖房や全館空調は欲しいけど一条工務店だけじゃなくほかのハウスメーカーも比較してみたい!っていう人は、こちらの記事も併せて読んでみてください。
お風呂の位置はどの方角が正解?気になる風水・家相もチェック
お風呂を風水・家相の観点でもチェックするなら、配置場所にも注意しておきたいところ。
トイレと同様に水をあつかう場所であり、水回りは良いエネルギーを弱めてしまうと言われているからです。
【押さえておきたいポイント】
- 浴室の温度を管理しやすい位置
- 日当たりと通気性が良く湿気がこもりにくい位置
- 利便性が良い位置
「一日の疲れを癒やすための場所がマイナスのエネルギーに包まれていてほしくないぜ!」っていうあなたのために、お風呂場の吉方位と凶方位について風水・家相でどのように言われているか紹介します。
お風呂場の位置におすすめの吉方位
■南東
■北西
東と南東は発展・繁栄のエネルギーが満ちている方位とされ、北西は充実感を得られる方位と言われています。
水のエネルギーが良い影響を与えることに期待でき、風通しも良く自然の光も取り込みやすいため温度・湿度の管理がしやすいのでおすすめです。
お風呂場の位置におすすめしない凶方位
■西
■南
■鬼門ライン上(鬼門:北東60度の範囲、裏鬼門:南西60度の範囲)
北は水の性質を持つ方位なので、お風呂を配置すると水のエネルギーが強くなりすぎてバランスが悪くなり、悩みや苦労が多くなってしまうので避けた方が無難です。
西は経済を担当する方位であり、水回りを西に配置すると金運が下がってしまうので避けたいところ。
南は火のエネルギーが強い方位で、お風呂場の水のエネルギーとぶつかり合ってしまうと家の中のもめ事が増えてしまいます。
鬼門ライン上(鬼門:北東60度の範囲、裏鬼門:南西60度の範囲)は気の流れが悪いとされ、エネルギーを弱めてしまう水をあつかうお風呂場のほか、トイレやゴミ箱を配置するのも良くないとされているのでご注意を。
専門のアドバイザーに相談したり、手描きの間取りを図面にしてもらったりするのもオススメです。
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【まとめ】間取りでお風呂場の位置を玄関の近くにするのはオススメ
今回は、間取りでお風呂場の位置を玄関の近くにして手に入れた快適な住み心地やメリット・デメリットのほか、気を付けてほしい注意点を解説してきました。
優雅でオシャレな住宅も素敵ですが、便利で住み心地の良い間取りは家族にとって長く快適に暮らせます。
以下の記事では「間取りで後悔しないために、知っておいて損はない重要なポイント」を解説しているので、「実際の住み心地や間取りの失敗談について、他の事例も詳しく知りたい!」という人は、こちらもぜひ併せて読んでみてください。
専門家からアドバイスを受けるのもオススメです。
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